火がつかない男、心に火をつける

この前のBBQで・・・
先日のBBQのとき、

飲み物が足りないことに気づいて、
友達が買い出しに行くことに。
その間、僕は火おこし担当を任された。
炭を準備して、着火剤もある。スタンバイはバッチリ!
風が強い中で、いよいよライターで火をつけようとするが、ここからが本番だった。
渡されたのは、やすり式のライター。
僕、タバコ吸わないからライターなんて普段使わないんですよ。

つまり、
火のつけ方が分からない!
それでも任されたからにはやるしかない。
必死にカチカチやるけど火はつかず。力加減もわからず。
グッと押しすぎて、気づけば親指には血豆が…。
もうこれダメだ…と焦ったそのとき、
買い出しから戻った友達がサッと助けてくれて、無事に着火。
ありがたかったけど、なんとも情けない気持ちが残った。
かっこいい男とは!!



ライターもつけられない男って、
かっこ悪いのかな…?
そう思ったとき、ふと昔の自分を思い出した。
僕が子どもの頃に憧れてた“かっこいい男”って、
スマートで何でもこなす人じゃなかった。
その人がいるだけで、場がパッと明るくなって、
みんなが笑顔になる。
そんな「存在そのものが面白い人」だった。
僕、お笑いが大好きで、芸人になりたかったんです。
面白さのために熱くなっているその姿が、
僕には最高にかっこよかった。
そんな芸人さんたちを、毎日テレビの前で夢中で見ていた。
今は、子どもの頃に思い描いていた形とは違う道を歩いてるけど、
「人を笑顔にしたい」って気持ちは、
今もまったく変わっていない。
火がつかなくて焦ってる自分。
血豆できてるのに必死でカチカチやってる姿。
もしそれを見て、誰かがクスッと笑ってくれたなら、
むしろ本望かもしれない。
不器用でも、かっこ悪くても、任されたことから逃げない。
笑われても、それすら“ネタ”にできたら上等。
僕はこれからも、子どもの頃に憧れた気持ちを大切にしながら、



人を笑顔にできる“いい男”を
目指していきたいと思います。
・・・・ちなみにその日できた血豆を見ながら、
「この話、絶対書こう」と思いました。笑



そう、これは“笑顔”のための勲章(?)なのかもしれません。


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