懐かしき伝説

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【坊主めくりからよみがえる、あの伝説のテスト】

こんばんは、SHOWです!

数日前、職場の余暇でふと目にした光景。
利用者さんたちが楽しそうに「坊主めくり」をやっておられました。

「姫や!ラッキー!」
「うわ、坊主やー!」

そんな声が聞こえてきて、なんとも言えない懐かしい気持ちに。

そういえば、僕も子供の頃に友達とよくやってました。
めくるたびに一喜一憂して、大盛り上がりやったなぁ。

…ん? そういや、坊主めくりって百人一首の札使ってるやん?

その瞬間、僕の頭にフラッシュバックした出来事がありました。
**中学生時代、伝説の「百人一首テスト事件」**です。


空白を埋める、謎の創作魂。

中学生のころ。
国語のテストで「百人一首の一節を記入しなさい」っていう問題が出ました。

ただ、当時の僕は当然のように――

覚えてません。勉強してません。はい終わり!笑

でも、空白にするのはなんか嫌やったんです。
かといって正解も分からん。

じゃあどうするか?
僕は大喜利感覚で、その空欄を埋めにいったのです。

「てふてふてふてふ」「まにまに」「きりぎりす(と書いとけばなんとかなるやろう)

なんやこの回答わ・・(笑)
とにかく、何か書いてやろうという気持ちだけはありました。

でもね、この回答はまだ“助走”だったんです。
本番はここからになります。


伝説の一句、誕生。

それでは
本番に行きましょう(笑)

SERE

伝説の一句を
ご覧あれ!!

『キリギリス やずややずやの 隅だがわ 大阪の 天橋立』


・・・・・・・・・(笑)

やずややずやって(笑)
大阪に天橋立はあらへん!!

けど、そのときの僕には完全に手応えがあったんです。
(違う意味でやけどな・・)

「やずややずや」のフレーズが妙に耳に残ってて、
「これは語呂がええ!詩っぽい!」と、超自信満々で提出しました。

この一句は、百人一首の授業が始まってすぐに思いついたもので、
テストの前から頭の中でずっとリピートしてました。

そして…この詩ができた瞬間、嬉しくなって、家で家族に披露。

家族「…あんた、そんな変なこと言いふらさんときや!」
僕「え、でもめっちゃ良くない?やずややずややで??」

SHOW

家族から笑いがあったが
すぐさま食い止められた。

そんな、SHOW少年でしたが
「笑い優先」で、テストでもそのまま回答。反発して提出。

それが、後に“伝説”と呼ばれることになるとは、
このときの僕はまだ知る由もなかった――(笑

テスト返却日――笑いと爆笑の狭間。

点数は……20点中2点

SERE

お、おまいがー!!!

返却時、先生に名前を呼ばれました。

先生はニヤニヤしながら答案を返してきて、
「やずややずや」と大爆笑。

数年後の話
教科の先生から言われました。

なんで、テストにあんな回答、書いたん。

「SHOWの国語のテスト、採点中、先生めっちゃ笑ってたで!」

個人的な伝説とちょっと苦い瞬間でした。

高校になると、“空白”が正解になる。

そんな僕も高校になると、ちょっとずつ変わってきて。

わからん問題に何か書くのが、
だんだん恥ずかしくなってくるんですよね。

「バカにされたらイヤやな…」
「余白でええか。」

いつの間にか、自分の中にブレーキをかけるようになっていました。

でも、今になって思うんです。

あの頃、「やずややずや」って書けた自分はすごかったって。
間違ってても、何かを生み出そうとする姿勢は、ほんまに大事やなと。


最後に。

坊主めくりを見て思い出した、あの頃の自分。
あの、真剣にふざけてた自分。

今では笑い話やけど――
ちょっとだけ誇らしい思い出です。

そして実は、
この「大喜利回答」に踏み切ったのには、きっかけとなる出来事もあったのです。

それはまた――
今後のお話ということで!

SHOWでした!

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この記事を書いた人

京都出身 三十路 眼鏡かけてる 

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