肉から、離れたい!!
こんにちは!SHOWです!
最近、ちょっと高めの焼き肉をご馳走になる機会がありました。
美味しいしありがたいんですが、正直なところ――
「もう、焼き肉は半年くらいええかな……」
って気分です。
脂が多いお肉って、年々キツく感じるようになってきました。
でもふと気づいたんですよ。
そういえば昔から、肉にそこまで執着なかったな、と。
僕は昔から“にんじんの男”だった
肉に執着がない――
それっていつからだったのか?と思い返したとき、答えはすぐに出ました。
実は僕、幼稚園の頃から野菜はにんじんしか食べてなかったんです。
ピーマンもトマトも全然ダメ。でも、にんじんだけは不思議と好きで。
その結果、家ではすっかり
「SHOW=にんじん」
というキャラに定着していました。
なので今回の話も、「高校時代ににんじんに目覚めた!」というよりは――
ずっと好きだったにんじんに、素直になった夜の話です。
ステーキが主役の夜、僕は脇役を拾った
高校時代、寮生活をしていた頃。
ある日のパーティーで、メインディッシュにステーキが出たんです。
その瞬間、みんなの目がキラッと光って、
「ステーキやー!!!」と一斉に群がる群がる。
僕もお腹は減ってたので取りに行きましたが、
その肉の圧に負けて、皿に乗せられたのはたった3切れのステーキ。

クッソー、完全に出遅れた……!
と心の中で叫びながら、ステーキの皿をふと見ると――
そこには、添えられていたにんじんだけが残っていたんです。
若気の至り、にんじん狩りに出発
そのとき、ある思いがよぎりました。
「このにんじん全部さらったら、“なんやあいつ”って思われるやろな…」
「でも、面白いやん? ……よっしゃ、いったれ!!」
若気の至り、発動。
僕は満腹で休憩しているみんなの間をすり抜けて、
ひとり、にんじん狩りに出発しました。
もちろん、にんじんが嫌いではなかったし、むしろ好きだった。
目立ちたかったわけでもなく、ただ「食べたい」気持ちに素直になっただけ。
でも、案の定――
どこかから声が聞こえてきました。
あいつ、にんじんばっかり食べてるやん
変わったやつやな〜
それを聞いたとき、僕の中に小さなガッツポーズが生まれたんです。



よっしゃーー!!!
なんだか、ステーキを食べるよりちょっと嬉しかった。
そして現れた「パセリの男」
僕がにんじんをさらっていると、
遠くのテーブルに、同じように静かに“誰も手を出さないもの”を食べている奴がいた。
彼は、パセリばかりを食べていたんです。
誰も見てないところで、誰にも求められていないものを拾って、
黙々と食べている姿に、僕はこう思いました。



うわ、似たやつおるやん……!
お前も、そっち派か
言葉はなかったけど、なんか通じ合った気がしました。
そいつとはその後、普通に友達になって、
卒業後も遊んだり、家に行ったりするような仲になりました。
にんじんには、味がある
というわけで今回は、
**「ステーキより、にんじんだった僕」**のお話でした!
今でも僕は、誰かが
にんじん嫌いやねん
って言ったら、迷わず



ほな、もらうで!
って言ってしまう人です(笑)
ステーキについてるあのにんじん、苦手な人けっこう多いですよね?
でも僕は――あれ、好きなんですよ。昔から。
まとめ
というわけで今回は、
ステーキより、にんじんだった僕のお話をお届けしました!
実は、にんじんが好きだったのも本当。
そして――
ちょっと悪目立ちしたかったのも、正直なところ(笑)
でもその全部ひっくるめて、今のSHOWがあるんです。


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